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Macんち日記

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2016年 04月 03日

膵臓手術のこと

疲れた日 Macんちの朝は遅い職業柄夜更かしだし そうゆう生活が普通になってる
数日前早朝から飼い主Aの検査が入ってると云う事で 早朝6時起きで病院まで・・・  
治療中は治りたい一心で 楽しくはないけどひたすら前向きに足を運んでいたのだが
今は術後の安心のための検査で不調は無い そうなると病院に行く事がストレスに 
前夜から眠れず 連れて行ってくれるMの運転横で寝ながら行くも 帰宅後はぐったり
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何時まで検査続けるのかな~と言う心境ですが・・・ 
ブログを止める方が多い中 私のブログは記録メモ日記そんな要素が濃くなっている
読んで楽しんで頂けたら嬉しいけれど 自分のためにの要素が増えていると云う事 
そんな中「膵臓切除」のブログ記事はコンスタントにアクセス数が多いのです
膵臓は胃や腸に比べたら珍しい 情報の少ない病気なのかも知れません 
膵臓手術してそろそろ2年になります 術後糖尿病の数値が少し上がってますが
病気の範疇ではないし 幼少の頃からの病弱はむしろ術後お腹も丈夫になったくらい
膵臓検索でブログを覗きに来た方に少しでもお役に立つなら 思い出せる範囲で少し
ここに経過を記しておこうと思います 
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膵臓と云う臓器は胃や腸と違い普段意識しないし 調子が悪いなと感じる事もない
私の幸運は14年前に大病をしたので エコーやCT検査を毎年続けていた事があります
今回のように病院に行く事がストレスと言いながら そのおかげで助かったと云う事 
8年続いた検査で もうすぐ完治の矢先に膵臓に小さな嚢胞が見つかりました 
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膵臓に嚢胞は珍しい事ではなく 良性が多いのでそのまま放置で良い事が多いらしい
担当医も放置で良いでしたが 心配性の私は叔母が膵臓癌で亡くなってる事もあり
10年以降も検査も継続する事に そしてすこしづつ嚢胞は大きくなっていたのです
そこで膵臓専門の医師の診察も新たに始まり CTなど経過観察検査を続けました  
この間体調変化はありません 毎回安心を貰いに検査を続けると云った感じでした 
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半年ごとのCTだったでしょうか 少しづつ成長してた嚢胞が突然大きくなったのです
突然の成長は問題がある 入院して良性であると云う確信を得る検査をする事になった
麻酔をかけての検査 検査後膵炎になる確率が高いらしく ドキドキしながら入院
麻酔が覚めた病室に担当医が来て 途中で中止の旨を聞き膵炎にならないとホッとする
しかし途中で止めたのは 良性の可能性を担保する事が出来なかったと云う事であり
医師団の結論は 膵臓部分切除に至ったと云う事でした 
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おそらく悪い物は出ず 切除したが癌ではなかったになる可能性は非常に高いとの事
その事を了承した上で手術をお願いしました 毎年入院して膵臓検査をする事は
いつ悪性に変わるか心配をして暮らすと云う事で とても耐えられなと思ったからです
術後の糖尿病リスクも家系的にデメリツトは少ないと思えた事 さらに嚢胞の出来てる 
部分が膵臓尾部だった事で 胃や十二指腸を切除しないで済む事も大きかったし 
大人になると摘出しても問題ない 脾臓も通常切除なのですが残して頂く方向で
これは手術時間が長くなると 患者のリスクが大きくなると云う事なのだそうです 
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腹腔鏡手術は順調で脾臓も残して頂き 術後のインスリン注射も1度で済みました 
流石3日目までは記憶は曖昧 肝臓の数値が落ち着かないと云う事はありましたが
入院中は退屈と感じるくらい元気で読書もすすみ 一寸した別荘で休養気分でした
入院生活を別荘気分と云うのはいかがな物かですが 膵臓嚢胞が発見肥大の時期
私は義母との同居が始まり 答の見つからない大きなストレスを抱えていたからです
とは言え約1ヶ月退院出来ない訳で 食事はお粥でさえも少量しか食べられません
入院中は勿論退院後も油分制限 刺身もダメ生野菜も大根おろしに皮を剥いたトマトだけ
暫くはそんな生活で 何しろ少量しか食べられません しかしすべては時間が解決でした
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膵臓を三分の一とった訳ですが医師の言う通り悪い物は出ず 今も術後検査は一年ごとに
糖尿病リスクはギリギリ治療一歩手前の数値を維持して 今はごく普通の生活です 
人世に苦労はいらないし病気だってしない方がいい でもその病気から得る事も有ったかな
おまけの人世を貰って生かされてる感覚が強くなった 私にも使命が有るのかなと思える事
もっとも行動は伴わず のほほ〜んとを病気後も過ごしているなさけない日々ですけどね
  
 (写真は 2016年の病院までの車窓から見た桜と自宅付近の桜と 
        この頃病気で全身を覆う服を着てたB-Macα)


by b_macd | 2016-04-03 00:25 | 病気のこと


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