嬉しい便りがありました。
3年前、私達は友人を亡くし・・・
その時、友人は54歳と、まだまだ若く・・・
お嬢さん2人は、まだ20才ちょっと。
少しづつ進行する病気で、病気に気ずいてあげられなかった。
気ずいたとしても治る事は無い難病で、進行を遅らせるだけ。
彼の生い立ちはちょっと寂しい物があって、
でも知りあった時、とても可愛らしいお嬢さん2人連れて、
幸せを絵に描いたような家族でした。
入院生活が長くなって、見舞に行くたびに、
私の作った『天むす』が食べたいと言うのです。
病院の方から禁止されていたので、持って行く事は叶いませんでした。
葬儀の前夜「天むすを棺に入れたい」と、お嬢さんから連絡が入り、
会いにきて下さいの連絡を貰った最後の時、食べられなくても持って・・
いや、医者に止められても、持って行けば良かったと後悔したのでした。
棺には、レトロフィギュアの大好きだった友人の為に、
鉄人28号の包装紙を作成プリントして天むすを包んで入れました。
納骨が終り、山崎さんに貰って貰いたい物を探しますから、
形見の品を貰って貰えますか?と、お嬢さんからご連絡を頂いて・・・
それから、月日が経っていました。
今日(09.5.4)・・・
「元気です、バカみたいに2人して元気なの」と嬉しい便り♪
「やっと決まったの、鉄人28号送ります、又遊びに行きます。」って。
そうね、元気なのね、バカみたいにお嬢さん2人とも元気なのね♪
よかった♪
今日(09.5.5)鉄人が届きました。
3年の間、お嬢さんが大事に写真の横に置いておいた・・・
生前友人の仕事机に、大事に飾ってあった物だと解りました。
大事な思いでの品と、父親への心の整理がついた
この3年間だったのでしょう。
お嬢さん達の気持ちも加わった大切な「鉄人28号」
大切にします、ありがとう。